パートナーに対して直してほしいところや不満がある時、どうしていますか?不満をため込むのは悪いことだと分かっていても、何となく彼に伝えづらく我慢してしまう人も少なくないのではないでしょうか。でも、かといって伝えて険悪にもなりたくないですよね。今回は、パートナーにうまく不満を伝えるポイントをご紹介します。不満はきちんと伝えた方がいい理由価値観が違う他人同士が親密な関係性を築いている以上、何かしらの不満が発生するのは避けられません。でも、言いづらいかと言って不満を抱え込んでしまうと、次のような問題が生じることがあります。1.ストレスが溜まる 抱え込んだ不満は、心身へのストレスとなります。そのストレスが溜まることで、自分自身が疲れやすくなり、仕事やプライベートのストレスも増加することがあります。2.言わないと伝わらず、改善されない 相手に伝えなければ、彼もその不満があることに気づかず、改善の機会を逃すことになります。それにより、不満が繰り返し起こり、問題が解決されないまま時間が経過してしまうことがあります。また、相手が自分の不満に気づいてくれることを期待しても、現実はそう簡単にはいかないことも多いです。3.関係性悪化に繋がる ストレスが溜まり、不満が改善されないまま関係が続関係性が悪化し、お互いが不快な思いを抱えることになります。このような状況が続くと、信頼や愛情が失われ、互いに距離を置くようになることがあります。また、不満が積み重なり、喧嘩が頻繁に起こるようになることもあります。この記事もチェック👇カップルの倦怠期とはどんな感じ?特徴や乗り越える方法を徹底解説! 喧嘩になりやすい!要注意な伝え方不満を伝える際には、相手に理解されやすい方法で伝えることが大切です。相手を傷つける伝え方をしてしまうと、問題解決に向けた対話が難しくなり、関係性が悪化することも。以下に喧嘩になりやすい伝え方を紹介します。1.感情的にぶつける 感情的になって不満を伝えると、相手も感情的になり、冷静な対話ができなくなることが多いです。例えば、大声で怒鳴る、泣きながら話す、罵倒する言葉を使うなどの行為は、相手に不安や怒りを与え、解決に繋がらないことがあります。感情が高ぶっている状態で話すと、本来伝えたいメッセージがうまく伝わらず、誤解やトラブルの原因になることもあるため、落ち着いた状態で話し合いを行いましょう。2.一度にたくさんの不満を伝える 一度にたくさんの不満を伝えると、相手は圧倒され、どこから手を付ければいいかわからず、話が進まないことがあります。また、相手が自分を非難されていると感じ、反発してしまうこともあります。一つ一つの不満を丁寧に解決することが大切です。そのためには、まず最も重要な不満から順番に伝え、相手と共に改善策を考えていくことが効果的です。3.過去の話を蒸し返す 過去の話を持ち出すと、話が本題からそれてしまい、解決に繋がりにくくなります。また、過去の出来事によって相手が傷ついたり、恨みが再燃することもあります。過去の出来事に触れる場合は、具体的な事例を引き合いに出し、現在の問題とどのように関連しているかを説明しましょう。そして、過去の出来事を繰り返さないための具体的な改善策を提案することが大切です。>>>お互いの価値観や要望を伝えられる「ふたり会議」の詳細を見る4.人格否定をする 相手の人格を否定するような言い方は、相手が反発し、話が進まなくなる可能性が高いです。また、関係性にも悪影響を及ぼします。例えば、「あなたはいつも無神経だ」といった言葉は、相手を傷つけるだけでなく、本来の問題解決から遠ざかってしまいます。険悪にならない不満の伝え方 5つのポイント1.定例会議で伝えやすい雰囲気を作る いきなり不満を伝えるのがハードルが高い……という人は、カップルで定例会議を行い、よかったことや改善したいことを振り返る習慣をつけるのがおすすめです。定例会議でお互いに心の準備ができ、受け入れやすい状況を作ることができます。定例会議を設けることで、双方が意見を交換しやすい環境を整えることができ、スムーズなコミュニケーションが可能になります。2.相手が疲れていない時など、受け入れやすいタイミング・場所を選ぶ 不満を伝える際には、相手がリラックスしているタイミングや、適切な場所を選ぶことが大切です。相手が疲れている時や仕事で忙しい時は避け、お互いに話し合うエネルギーが十分にあるタイミングを選びましょう。また、場所の選び方も重要です。カフェなど他の人がいる場所など話しづらい・逆に家だと喧嘩になってしまうなど色々なパターンがあるので、自分たちに合った場所を選びましょう。3.「私」を主語にしたIメッセージで伝える 相手の行為や態度を非難するのではなく、「あの時こんなことがあって少し悲しかった」「だから次回からこうしてもらえると嬉しい」と自分の感情を主語にして伝えることで、相手にとって受け入れやすくなります。 Iメッセージは、相手を攻撃する言葉ではなく、自分の感情や不満を伝える言葉なので、相手も受け止めやすくなります。>>>お互いの価値観や要望を伝えられる「ふたり会議」の詳細を見る4.改善策のアイデアも一緒に伝える 不満だけを伝えるのではなく、具体的な改善策やアイデアも一緒に伝えることで、問題解決に向けた協力的な態度を示すことができます。例えば、「家事分担に不満がある」と伝えるのではなく、「家事が今これくらい大変で困ってるから、来週からこの分担を試したいんだけど、どうかな?」と改善策のアイデアもセットで伝えることで、相手も自分の意見や考えを積極的に共有し、共に問題を解決していく姿勢が築かれやすくなります。5.「私はこう思ってるんだけど、どうかな?」と聞いてみる 自分の意見や不満を一方的に押し付けるのではなく、相手にも意見を求める形で伝えることで、対話がしやすくなります。「次回から気をつけてよね!」と言われるより、「次回からこれに気をつけてもらえると嬉しいんだけど、どうかな?」という言い方は、相手にも意見を聞く余地を与え、建設的な対話が生まれやすくなりますまとめ:不満を伝え合うことは関係性を深めるチャンス不満を伝えることは、勇気がいることかもしれません。でも自分の気持ちを我慢することなく、かつ険悪になることもなく伝えることができれば、お互いの関係性を深めるチャンスにもなります。最初から価値観が100%合うカップルはいません。「不満がある=悪いこと」と思うのではなく、「不満がある=ふたりの仲がより良くなるチャンス」と捉え、ふたりなりのルールを作っていくことが大切です。不満を伝える際には、定例会議で伝えやすい雰囲気を作ること、Iメッセージを用いて自分の感情を伝えること、改善策のアイデアも一緒に伝えること、そして相手にも意見を求める形で伝えることが、険悪にならずに不満を伝えるポイントです。話し合いが苦手な人は「ふたり会議」のような話し合いをサポートするアプリに頼ってもいいでしょう。ぜひより良い関係性を築いていってくださいね。今すぐアプリをチェック👇ふたり会議 | LINEでできるカップルの質問アプリ〜楽しく価値観を共有〜