「カップルはどのくらいの頻度でセックスしているの?」「最近、彼氏(彼女)とエッチしていないのが不安」と考えている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、カップルの性行為の頻度が合わなくなる理由と対処法、恥ずかしい時にスムーズに伝えるアイデアを紹介します!「セックスの話題は気まずくて話せない」「実家暮らしや同棲中でタイミングがなかなか合わない」と悩んでいる人も、ぜひ参考にしてくださいね!(ふたり会議について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)カップルがセックスをする頻度の平均は?小学館社のファッション雑誌・CanCamの調査では、20代女性100人のうち約3割が「恋人とのセックスの頻度は1週間に1~2回」という一方で、「1年以上していない、経験がない」というカップルも同じく約3割にのぼりました。セックスの頻度はカップルをとりまく環境によっても異なります。例えば、実家暮らしや忙しい社会人カップルなどは月1~2回、遠距離カップルなどは半年に1~2回、同棲カップルのなかにはほとんどしなくなっている人もいるようです。カップルのセックスの頻度に正解はありません。パートナーとお互いに納得しているのであればまったく問題ないので、安心してくださいね!この記事もチェック👇カップルのスキンシップ調査!満足できる方法や苦手な時の伝え方も紹介【2000人に聞いた本音】カップルのセックス頻度が合わなくなる理由は?ふたりのあいだでセックスの頻度が合わないと感じるのはなぜでしょうか。続いて、カップルのあいだでセックスの頻度にモヤモヤを感じる時に考えられる理由をみていきましょう。コミュニケーションをとるのが難しいTENGA社のアンケートによると、同棲カップルの約4人に1人が「性生活の不満や要望をパートナーに伝えられていない」と回答しています。出典:月刊TENGA第46号性の話題はデリケートなだけに、「相手を傷つけてしまうのではないか」「自分が否定されてしまうのではないか」と不安になることも。「セックスの希望を伝えたら、相手に嫌われそうで怖い」「伝えるより、自分が我慢したほうが楽だから」と気持ちを抑えてしまう人も多いようです。>>>セックスの価値観も共有できるコミュニケーションアプリ「ふたり会議」の詳細を見るふたりの性欲に違いがある人それぞれ価値観や感性が異なるように、性欲の強さも一人ひとりに違いがあります。ひと口に、「男性だから性欲が強い、女性はあまりない」とは限らないもの。また、男女問わず「好きだからセックスをしたい」と考える人もいれば、「好きな気持ちと性欲は別」と考える人もいます。カップルの性欲の違いは当たり前のこと。「自分はおかしいのではないか?」「どちらが悪い」と焦らなくて大丈夫です。それでも、実際にはふたりの希望の頻度に差があり、さらにコミュニケーションがとれていないと不安につながりやすいでしょう。タイミングが合わないカップルによっては、セックスをしたい・できるタイミングが合わないことも。実家暮らしの場合はお泊まりの機会をつくるのが難しかったり、体調や気分によってふたりのスイッチが入るタイミングが合わなかったりすることもあるかもしれません。どちらにもしたい気持ちはあるけれどタイミングがすれ違ってしまうと、誤解やモヤモヤを抱きやすくなります。この記事もチェック👇カップルの会う頻度はどのくらいがベスト?少なくても長続きするコツを紹介!年齢や体調が影響している人間の性欲には、テストステロン(男性ホルモン)の分泌が深く影響しています。テストステロンは男性ホルモンですが、男女ともに分泌されており、筋肉や骨を保つ働きがあります。ホルモンの分泌のピークは、男性では20歳前後、女性は30代に訪れる傾向があるそう。しかし、年齢を重ねるとともにホルモンの分泌が少なくなり、性欲も徐々に減少するといわれています。また、体調面では女性のPMS(月経前症候群)や男性のED(勃起不全)などの影響で、性行為が難しくなることもあるでしょう。この記事もチェック👇生理中、パートナーとうまく付き合うには?PMSや生理の伝え方仕事などでストレスを抱えている仕事やプライベートで悩みを抱えている時は、セックスへの興味や欲求が湧きにくくなることも。ストレスを抱えるとコルチゾールというホルモンが分泌され、性欲の低下を引き起こしやすくなります。長時間労働や精神的疲労に心当たりがある場合は、ストレス解消や規則正しい生活への改善などに取り組むと改善することがあります。交際が長くなり、関係がマンネリ化している付き合い始めはいつもドキドキしていたカップルも、長く付き合っていると刺激が落ち着いていくもの。仲のよい家族のような関係になると、「今さら恥ずかしい」「きっかけがつかめない」とセックスの頻度が減ることもあるでしょう。一方で、相手のイヤな部分が目についたり飽きを感じ始めたりする倦怠期には、セックスに消極的になることも。また、コミュニケーションや家事分担など「セックス以外のことでパートナーに不満がある」という理由でセックスを断るケースもあるようです。この記事もチェック👇同棲中にセックス頻度は減る?悩んだ時の対処法も紹介カップル間で頻度が合わないと感じた時の対処法7選「彼氏(彼女)としたい頻度が合わない」「どうやって話せばよいのだろう」と悩んでいる時はどうすればよいのでしょうか。ここでは、カップルのあいだで頻度が合わない時に試したい対処法を紹介します。1.素直な気持ちを伝え合うセックスの頻度や内容にモヤモヤを感じる時は、自分の正直な気持ちを伝えられるとベストです。「ふたりでさらに楽しみたいから」「もっと気持ちよくなりたいから」と前向きな理由を添えると相手も受け取りやすいはず。セックス後のピロートークや気になるニュースを見つけたタイミングで「こんなおもちゃを使ってみたい」「こんな体位が気になる!」などを話すのもおすすめです。【エピソード】SNSでアダルトグッズに見えない可愛いおもちゃが紹介されているのを見て、「こんなのがあるんだね」「どんな感じなんだろう?」と彼氏と盛り上がりました。エッチの話題を切り出すのは最初は勇気がいりますが、一度話してみるとその後は案外オープンに言いやすくなってよかったです。(28歳・女性)2.スキンシップやセックスの頻度を話し合う元々性の話題にオープンなカップルなら、「どのくらいの頻度がよい?」「どういう時は難しい?」と聞いてみる方法もあります。なにも言わずにお互いの胸の内を探り合うより、直接言葉で伝えるほうが的確なコミュニケーションに近づけるはず。「こういうのをしてみたいけれど、どう思う?」「初めてだからちょっと不安かも」のように、素直な気持ちを話してみましょう。【エピソード】彼女にセックスを断られることが多くなり、不安を感じていました。「なにかあった?」と聞いたところ、実はセックスの時に痛みを感じるのがつらいと打ち明けてくれました。そこから、お互いの希望の頻度やタイミングについても話せたので、思い切って聞いてみてよかったです。(33歳・男性)この記事もチェック👇【体験談】彼氏とのエッチにまつわる悩みを解決!誘い方・頻度・満足度を改善する方法とは?3.断る時は次の約束をする相手からの誘いを断る時は、次の約束をできるとお互いに安心できます。断る側には深い意味がなくても、断られた側からすると「自分に飽きてしまったのかな」「勇気を出して誘ったのに恥ずかしいな」と自信をなくしてしまうことも。「今日は体調悪いから難しいけど、来週なら大丈夫そう」と理由を添えたり、「生理が終わったらね」と具体的な提案をしたりするのがおすすめです。【エピソード】セックスは、自分から誘うことが多いです。彼女は、断る時にも「明日は仕事で朝早いから、また次回ね」「次は期待しててね」と前向きな反応をくれるので、僕も安心できます。次のデートがますます楽しみになりますね。(30歳・男性)4.ふたりの体調や気分に合わせた方法を設けるふたりの性欲の強さやタイミングにギャップがある場合は、ふたりにとって心地よい触れ合い方を探るのもひとつの方法です。例えば、前戯から挿入までたっぷり時間をかける「こってりコース」と、30分以内で短めに済ませる「あっさりコース」の2択から選ぶ方法もあります。「今日は疲れているからあっさりがいいな」「前回はあっさりだったから、今回はこってりはどう?」のように提案すると、お互いの体調や気持ちを確認しやすくなります。【エピソード】以前の僕は、性行為=アダルトビデオのように前戯から挿入までたっぷり時間をかけるものだと思っていました。そのため、ふたりの体と心に余裕がないとできないことも。友人に相談したところ、セックスにもいろいろな形があることを知り、疲れている時は短めにするなど、今はふたりの体力や状況に合わせてスキンシップをとれるようになりました。(26歳・男性)この記事もチェック👇セックスレス・痛い・頻度が合わない…… 専門家に聞く、性の悩みの解消法5.いつもと違うシチュエーションをつくるセックスのきっかけをつかめないカップルは、旅行やお泊まりなど、いつもと違う環境を用意するのもおすすめです。お出かけが難しい場合は、前戯の順番や方法を変えたり、アダルトグッズを使ったりする方法もあります。男女問わず、未知の体験にはドキドキワクワクするもの。ふたりで新しいことにチャレンジしてみましょう。【エピソード】彼氏と同棲して1年が経ち、ほとんど性行為をしなくなっていました。しかし最近、キッチンでの会話の流れでハグをした時に気持ちが盛り上がり、そのままエッチに突入。いつもと違うシチュエーションは刺激になるんだなと驚きました。(29歳・女性)6.セックス以外の愛情表現も大切にするパートナーとの性欲の違いに悩んでいるなら、性行為以外の愛情表現がプラスに働くこともあります。セックスは、人によっては精神的にも肉体的にも負担が大きいと感じるもの。一方的に求められると、相手は「自分を尊重してくれない」「体目的で付き合っているのでは」と不安を抱きやすくなります。日ごろから相手を思いやる行動や、手つなぎやハグなどの軽いスキンシップから「愛されている」と実感できると、心が満たされるでしょう。【エピソード】私は正直、セックスがあまり好きではありません。今付き合っている彼氏は、無理に体を求めず、普段から私のことを大切にしてくれているのがよくわかります。信頼関係を築くうちに、「彼だけには触られてもイヤじゃないな、彼とならしたいかもしれない」と前向きに考えられるようになりました。(31歳・女性)この記事もチェック👇気持ちが伝わる愛情表現とは?自分とパートナーの愛情表現の違いを理解しよう7.日ごろの不満もオープンに伝えるパートナーに対して、セックス以外の不満が募っている場合は、まずはその問題に向き合う必要があります。感情があふれそうになってしまう時は、次のような伝え方を意識するとお互いを尊重しながらポジティブに話し合えるでしょう。「私はこうしてもらえるとうれしい」「私は○○されると悲しくなるのだけど、理由を教えてくれるかな?」「自分はこう思うのだけど、あなたはどう思う?」「どちらが正しい・間違っている」と白黒つけるのではなく、お互いの考えをシェアしながら「自分もOK・あなたもOK」と歩み寄れるとよいですね。【エピソード】同棲生活が長くなるにつれて、自分にばかり家事の負担が偏っていることに不満をもっていました。彼への抵抗感から、セックスの誘いも断るように。このままでは自分もつらいと思い、インターネットで前向きなコミュニケーションを調べて彼に話し合いをもちかけました。今までは「私さえ我慢すればいい」と気持ちを抑えていましたが、話し合うことで彼も一緒に考えてくれて、今では家事分担もセックスも良好にできています。(30歳・女性)この記事もチェック👇喧嘩にならない!話し合い上手なカップルが大事にしてる4つのこと自分の希望を伝えるのが恥ずかしい時はどうすればいい?「パートナーと性の話をしたことがない」「セックスの話題を話すのはどうしても恥ずかしい」と悩んでいる人もいるでしょう。ここでは、自分の気持ちや希望を伝えるのが恥ずかしい時に心のハードルを下げるポイントを紹介します。恥ずかしいと素直に伝える性の話題を出しづらい時は、自分自身の正直な気持ちを言葉にすると心が軽くなります。ふたりのあいだで性の話が出ないなら、相手も同じように話しづらいと考えていることも。自分から素直な気持ちを伝えると、お互いにリラックスした状態で話せるはずです。「ちょっと恥ずかしいんだけど……」「言いにくいけど、ふたりにとって大事なことだから勇気を出して話すね」など、言いやすい表現で伝えてみましょう。ポジティブな言葉で伝える相手からの誘いを断りにくい時や希望を伝えにくい時は、前向きな言葉を意識してみましょう。自分自身にネガティブな気持ちがあると、言葉や雰囲気も重くなってしまいがちです。「こうしてくれるとうれしい」とポジティブな希望を伝えたり、「次は楽しみにしててね」と期待を膨らませる表現を意識すると、相手も安心できます。小さなステップから少しずつ慣れる相手を誘ったり希望を伝えたりするのが恥ずかしい時は、自分にとってハードルが低い内容からチャレンジしてみましょう。「今日の体調はどう?」「今日は生理じゃないよ」と健康の話題から始めたり、ピロートークなど自分が言いやすいタイミングで感想を伝えたりするのもおすすめです。パートナーと性の話題を話すことに慣れてくると、頻度の相談や要望も伝えやすくなります。素朴な疑問として伝える相手に聞きたいことがあるなら、純粋な疑問として質問する方法もあります。男女の体の違いや好きな人の好みは聞いてみないとわからないもの。いやらしい気持ちではなく、自分の疑問を解決したい気持ちで聞くとハードルが下がるかもしれません。「男の人って~なの?」「○○ちゃんはどういうのが好きなの?」のように、素直な気持ちで聞いてみてくださいね。第三者の助けを借りる方法もありセックスについて話しづらい時や上手に伝える自信がない時は、インターネットやカップル向けサービスを利用するとよいでしょう。性欲の違いや自分の体調を説明する時は、医師や専門家の監修記事や動画を一緒に見ながら話すと伝わりやすくなります。また、カップル向けのコミュニケーションアプリや、専門家のサポートが入るカップルカウンセリングなどの便利なサービスもあります。>>>質問リストでお互いの気持ちをシェアできる「ふたり会議」の詳細を見るセックスの価値観は違っていて当たり前。話し合うことが重要そもそも、「付き合っている=セックスをするのが当たり前」ではありません。そのため、セックスがなくてもお互い関係性に満足しているのであれば、全く問題はありません。また、お互いにセックスをしたいという気持ちがある場合でも、違う人間同士が付き合っている以上、希望の頻度や心地いいスキンシップが異なるのは当たり前です。「セックスがあまり好きではない」「なかなか挿入に踏み切れない」と悩んでいる人も、悪いことだと焦らなくて大丈夫。お互いの価値観が違うことを前提に、ふたりで「どんなスキンシップが心地いい?」と話し合いながら、一緒に作っていくことが大切です。それぞれにとって心地よいコミュニケーションをシェアしながら、パートナーに対して思いやりをもって向き合っていきましょう。性の話題を話しにくいふたりには質問アプリもおすすめ!(画像をクリックすると、LINEの友達追加画面に飛びます)「言葉で伝えるのはどうしても勇気がいる」「もっと簡単に相手の気持ちを知る方法はないかな?」と悩んでいる人には、質問形式のコミュニケーションアプリもおすすめです。カップルで価値観をシェアできるLINEアプリ「ふたり会議」では、セックスに関して「こうしてほしい」などの要望はある?一緒に住むとしたら、セックスは月1以上したい?デートはまったりする方が好き?自分の主張をはっきり伝えるのは得意?自分に対する不満があったら、パートナーから伝えてほしい?などの項目をお互いにアンケート形式で回答し、価値観をすり合わせることができます。今すぐアプリをチェック👇ふたり会議 | LINEでできるカップルの質問アプリ〜楽しく価値観を共有〜まとめカップルにとって愛情表現は大切なことですが、セックスの話題はなんとなく話しづらい人も多いでしょう。セックスに正解はありません。お互いにとって心地よい頻度や方法を、ふたりの問題として話していけるとベストです。性の話題を切り出すのが恥ずかしい時は、自分たちにできそうな方法からチャレンジしてみましょう。話しにくい話題だからこそ、話せるようになったらふたりの絆がさらに深まるはずですよ。この記事もチェック👇「セックスは愛情表現? 性欲解消?」 性のすれ違いや捉え方について考えてみた