「パートナーと金銭感覚が合わない」「彼氏や彼女が好きだけど、お金の使い方に不安を感じる」と悩んだことはありませんか?付き合い始めた頃は楽しく過ごしていたのに、お金に関する考え方が異なることで関係性に不安を感じたりストレスが生じることは珍しくありません。特に、結婚や将来設計を考えるとなると日々の出費や将来の貯蓄に関して意見が分かれることも多く、金銭感覚の違いが原因で別れてしまうふたりもいるのです。しかし、金銭感覚が合わないからといってすぐに別れる必要はありません。むしろ、この違いを認識し、適切に向き合うことでより良好な関係を築くチャンスともなり得るのです。そこで本記事では、パートナーとお金の価値観が合わないと感じたときにできる対処法や「別れる」という選択肢を選ぶ前にできること、話し合いのポイントを詳しく紹介します。お互いのお金の価値観を理解し、より良い関係を築くためのヒントを見つけていただければ幸いです!(ふたり会議について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)金銭感覚が合わないのは当たり前!【2000人に調査】多くのカップルや夫婦がパートナーと「金銭感覚が合わない」という悩みを抱えています。金銭感覚は、育ってきた環境やライフスタイルに大きく影響を受けるもの。たとえば、ある人は「家計簿をつけて、計画的にお金を使うべき」と考える一方、「今を楽しむために使いたい!」と考える人もいます。このように、お金の価値観が違えば使い方も異なります。ここでは、カップル・夫婦向け質問アプリ「ふたり会議」のユーザーデータを例に、人それぞれ異なる金銭感覚の違いを探ってみましょう。お金を計画的に使う人、自由に使う人…使い方は人それぞれ「お金を計画的に使う派ですか?」という質問では、約半数が「お金を計画的に使う」と答えた一方で、約2割は「計画的に使わない」と回答しています。「どちらとも言えない」と回答した人は、その場の状況に応じて使うという考え方を持っているようです。この結果から、計画的にお金を使う人が多い一方で、その日の気分や状況に応じて使うという人も少なくないとわかります。どちらの考えにも正解不正解はありません。色々な価値観を持った人がいることを理解し、違いを尊重できるようにしていきたいですね。生活レベルより節約を優先する?状況次第な人が半数以上生活レベルを下げてでも節約したいかどうかという質問では、「はい」と答えた人が約2割、「いいえ」が約3割で意見が分かれています。さらに「どちらでもよい」と答えた人が約半数という結果になりました。このデータからわかるのは、多くの人が「時と場合による」と考えていることです。白黒はっきりつけるのではなく、「時と場合によって対応する」という柔軟な姿勢をもち、話し合いをして納得のいくお金の使い方を考えることが重要だとわかります。生活レベルを下げるかどうかは、収入状況やライフステージによって変わるので、パートナーとの話し合いが必須になってきそうです。>>>LINEで質問に答えるだけで簡単に価値観をシェアできる「ふたり会議」の詳細を見る夫婦やカップルが金銭感覚の違いを感じるタイミング金銭感覚の違いは日々の生活の中でさまざまな場面で表れます。では、どのようなときに「金銭感覚が合わないな...」と感じるのでしょうか?お金をかけたいものが違うときたとえば、片方は旅行や外食にお金を使いたいと考える一方、もう一方は趣味や自己投資にお金をかけたいと考えるケース。何にお金をかけるべきか、その優先順位の違いが原因で衝突が起きることがあります。「なんでそこにそんなにお金を使うの?」と不満に感じる瞬間が知らず知らずのうちに溜まっていくのです。「安い」「高い」の価値観が違うとき友達との会話でも、「この洋服、安かったよ!」と言われて、値段を聞いて驚いた経験はありませんか?人によって何が「安い」と感じるか、何が「高い」と感じるかは異なります。たとえば、ある人にとっては1,000円のランチが高いと感じるかもしれませんが、別の人にとってはそれが普通かむしろ安いと感じることもあります。このような「安い」「高い」の基準が違うとストレスが生じることがあります。「高い」「安い」の感覚は、育った環境やこれまでの生活経験、そして収入によっても大きく異なるでしょう。買い物の仕方、お金を使う頻度が違うとき日常的な買い物の頻度や、ローンや借金に対する考え方の違いも、金銭感覚のズレの要因に繋がります。たとえば、片方がクレジットカードを多用して大きな買い物を頻繁に行う一方で、もう一方が現金主義で節約志向の場合には衝突が起こりやすくなります。さらに、必要最低限のものしか買わない「節約派」と、自分へのご褒美としてブランド品や高級な食事を楽しむ「浪費派」も金銭感覚の違いを感じやすいです。給料やボーナスの使い道が違うとき給料やボーナスをどう使うかについての考え方も、夫婦やカップル間で大きく異なる場合があります。たとえば、給料日は外食に行って少し贅沢をしたいと考える人もいれば、すべて貯金して将来に備えたいという人もいるでしょう。「今を楽しむか」「将来のために貯金するか」という問題は、多くの夫婦やカップルにとって避けられないテーマです。将来の計画の意見が分かれるとき将来に向けた貯蓄や投資についての考え方の違いも、金銭感覚の不一致が顕著に表れる部分です。たとえば、家や車などを買うタイミングや、投資をするかどうか、さらには子供にどれくらいのお金をかけるかといったテーマで意見が対立することも。将来の計画を考える際にリスクを避けて安定した貯金を好むタイプと、リスクを取って積極的に投資をするタイプの間ですれ違いを起こすケースも少なくありません。>>>LINEで質問に答えるだけでお金や将来の価値観をシェアできる「ふたり会議」の詳細を見るパートナーと金銭感覚が合わないと感じたときの対処法【エピソードも紹介!】金銭感覚が合わないとき、我慢やどちらかに合わせる以外にどのような方法があるのでしょうか。ここでは、実際のエピソードを交えながら、金銭感覚が合わないときの具体的な対処法を紹介していきます。共通の目標を設定する金銭感覚の違いを乗り越えるための最初のステップは、共通の目標を設定することです。目標を立てると、どのようにお金を使うべきか具体的な方針を考えやすくなります。たとえば、「将来的にどんな家に住みたいか」「どんな生活スタイルを送りたいか」といった理想をお互いに話し合い、目指すべき未来像が共有できれば、お金の使い方に関する具体的な話し合いもスムーズに進みます。さらに、目標を達成するために必要な予算を具体的に考えると、ふたりで同じ方向に向かって努力がしやすくなります。たとえば、「今後5年でマイホームの頭金を貯めるために、月にいくら貯金するか」など、共通の予算計画を立てることで、日々の出費や貯蓄についてのズレも少なくなるのではないでしょうか。【エピソード】私たちは、デートのたびに外食するのが当たり前でした。しかし、私は将来のために貯金をしたいと考え、外食費を減らしたいと思っていました。一方、彼氏は外食にお金をかけるのが幸せだと感じており、意見が対立してしまいました。そこで、ふたりで話し合って「1年後に海外に旅行に行くために貯金しよう」という共通の目標を設定することに。それ以来、毎月少しずつ貯金をしつつ、週末の外食を一度だけにするなど、お互いが納得できるバランスを見つけられました。(29歳・女性)具体的な支出管理方法を話し合う次に大切なのは、支出の管理方法を具体的に話し合うことです。金銭感覚の違いをそのままにしておくと、どちらかが不満を感じやすく、すれ違いの原因にもなります。たとえば、高額な買い物をする前には必ず事前に話し合うことをルールにするのも一つの方法です。急に「高級カバンを買った」「新しいガジェットを買った」などと報告されると、もう一方が驚いたり不満に思う可能性もあります。大きな出費に関しては、お互いに納得できるタイミングで決断することがポイントです。支出管理の方法としては、家計簿やアプリを使ってお金の流れを透明にするのもよいでしょう。最近では、家計管理アプリが簡単に利用できるため、月々の支出を把握しやすくなります。ふたりが共通で管理できるアプリを使うと、どちらがどれくらいお金を使っているのかが一目瞭然となり、不安解消にも繋がります。【エピソード】パートナーに家計管理を任せっきりにしていた結果、貯金がほとんど増えていないと気づきました。私はパートナーに「もっとお金の使い道を把握したい」と伝え、ふたりで家計管理アプリを使って毎月の支出を細かくチェックすることにしました。大きな出費があるときは事前に相談し、アプリでの支出管理を定期的に共有するしたおかげで、お互いに安心してお金を使えるようになりました。「これなら無駄遣いが減る」とお互いに納得し、家計の透明化に成功しました。(30歳・女性)個人とふたりの財布を分ける「金銭感覚の違いを感じるけれど、別れたくない」という夫婦やカップルにとって、個人の財布とふたりのお金を分けるのは有効な対策です。たとえば、共通口座で生活費や家計に関するお金を管理し、それ以外のお金はそれぞれ自由に使う方法を取ることで個人のお金の使い方に干渉しない仕組みを作れます。食費や家賃、光熱費などの生活費を共通口座で管理することで、「どちらがいくら負担するのか」といった小さなトラブルを回避できます。この方法は、特にお互いが自由な時間や趣味にお金をかけたいと思っている場合に有効で、たとえどちらかにとっては無駄遣いに見える出費でもそれがパートナーにとっての「幸せのための投資」ならば意見を挟む必要はなくなります。【エピソード】僕たちは同棲を始めたばかりです。生活費は一緒に負担していましたが、パートナーは将来のために貯金したいのに対し、僕は趣味にお金をかけるのが好きで、意見が食い違ってしまいました。そこでふたりの共通の口座を作ることにしました。共通口座から家賃や光熱費などの生活費を支払い、それ以外は自分のお金を自由に使うことにしました。この方法を取り入れたらお互いのお金の使い方に干渉しなくなり、それぞれの生活スタイルを尊重できるようになりました。(28歳・男性)この記事もチェック👇▼【実体験】家計管理は自動化+見える化!共働きカップルのお金事情▼共働き夫婦の上手な家計管理は?4パターンを解説!お互いのお金についての価値観を共有する、話し合う金銭感覚の違いを埋めるためには、お互いの価値観の共有が欠かせません。話し合いをするには時間とお互いに歩み寄る努力が必要ですが、将来的に良好な関係を築くためには重要なステップです。パートナーが「何にお金を使うことが重要だと思っているのか」を知ることを第一歩にしてみましょう。お金の優先順位を知ることで、相手の行動に対する理解が深まり、イライラや不満が軽減されるでしょう。話し合いの中で「お金を何に優先的に使いたいか」をリストアップし、それぞれの考え方を確認し合うのもおすすめです。【エピソード】僕は彼女がブランド品を購入することに不満を感じていました。「そんな高価なもの、必要なの?」と思い、つい口に出してしまうことも増えていました。ですが、ある日彼女が「ブランド品は自分のご褒美として買っていて、これが私のモチベーションになる」と説明してくれたおかげで、行動の背景にある価値観を理解でき、不満を感じることが減りました。(30歳・男性)この記事もチェック👇同棲のお金の管理どうしてる?揉めないコツと上手な管理方法金銭感覚の違いを話し合うときに意識したいポイントお互いの金銭感覚が違う場合、話し合いが必要だと感じてもどのように話し合いを進めるべきか悩む人も多いでしょう。ここでは、金銭感覚の違いについて話し合う際に意識したいポイントを紹介します。お互いの価値観を理解し尊重する最も大切なポイントは、互いの価値観を理解し、尊重する姿勢です。「価値観が違うから別れる」選択肢を選ぶのは簡単ですが、すぐに結論を出すのではなく、お互いが納得できる折衷案を考えてみましょう。たとえば、趣味に使うお金をどの程度許容するかなど、お互いが譲り合って妥協点を見つけることが長期的に良い関係を築く上でのポイントです。また、相手を無理に自分に合わせる必要はありません。むしろ、違いを受け入れ、それを前提として話し合うことがお互いのストレスを軽減にも繋がります。お互いの感覚が異なるのは自然なので「自分と違って当たり前」という視点を持つことで、感情的な衝突を避けられるでしょう。オープンな対話を心がける金銭感覚の話はデリケートな話題ですが、できるだけオープンな対話を心がけましょう。不満を抱え込むと、後々爆発してしまう可能性があるため、何か違和感を感じた時点で「私はこう思う」と率直に気持ちを伝えることが大切です。「このやり方が好きではない」と批判するのではなく、「こうした方が安心できる」といったポジティブな言い方を心がけてみてください。また、「どうしてそのようにお金を使うの?」といった相手の考えや価値観を聞き、お互いに納得するための対話が信頼関係を深めることにも繋がります。ふたりの目標に目を向ける金銭感覚の話し合いの際には、ふたりの共通の目標に目を向けてみてください。個々の支出や貯蓄の細かい部分で意見が分かれる瞬間はあっても、大きな人生の目標では一致している夫婦やカップルが多いものです。そのため、ふたりの共通の目標に焦点を当てることで、金銭感覚の違いを乗り越えやすくなります。具体的に数字を示しながら、支出や貯金について話し合うことがおすすめです。漠然とした話をするよりも、実際にお互いの支出や貯金額を具体的に示すことで、現実的な対策や目標が立てやすくなります。お金の価値観を定期的にシェアするお金の価値観は、時間の経過や環境の変化により変わることも珍しくありません。たとえば、転職や昇進、妊娠・出産、病気、家族の事情など、生活に大きな変化が起こると、それに伴ってお金の使い方や優先順位も変化するものです。ライフイベントによる変化をきっかけに、定期的にお互いのお金の価値観をシェアすることを意識してみてください。定期的に現在の状況や今後の計画について話し合う時間を設けることで、無意識に生じる価値観のズレを防げます。また、なかなか話し合いの時間が取りづらいときには日常的にお金に関する会話を取り入れるのがおすすめです。「最近ここにお金をかけたいと思うんだ」「貯金をもう少し増やしたいと考えてる」といった、軽い話題でお互いの考えを共有することで、大きな問題に発展する前に気づけるのではないでしょうか。>>>LINEで質問に答えるだけでお金の価値観をシェアできる「ふたり会議」の詳細を見るどうしても解決しない場合は専門家のアドバイスを受けるのもおすすめお金に関する問題は、場合によっては感情的になりやすく、自分たちだけで解決が難しいこともあります。そんなときは、第三者の客観的な意見も取り入れてみてください。たとえば、ファイナンシャルプランナーや夫婦・カップルの悩みを専門とするカウンセラーに相談することで、より客観的なアドバイスを得られます。専門家は中立な立場で問題を整理し、あなたたちにとって最適なアプローチを見つける手助けをしてくれるので、思いもよらない解決策が見つかることもあります。金銭感覚が合わないと思ったら、まずはお互いのお金の価値観をシェアしよう!夫婦やカップルの間での金銭感覚の違いは、避けられない問題のひとつです。しかし、金銭感覚の違いが必ずしも別れに直結するわけではありません。重要なのは、お互いの価値観を尊重し、共通の目標に向かって協力する姿勢を持つことです。もし、「金銭感覚が合わない」と感じた場合、まずはその感情を無視せずに、お互いのお金に対する価値観を真剣に話し合ってみましょう。話し合いを重ねてお互いの価値観を理解し、最適な妥協点を見つけることが金銭感覚の違いを乗り越える鍵です。とはいえ、お金の話題をなかなか切り出せない方もいると思います。そんなときに役立つのが「ふたり会議」です。ふたり会議では、質問への回答を通してお金の使い方や金銭感覚についての価値観や考え方を共有できます。(画像をクリックすると、LINEの友達追加画面に飛びます)お金は計画的に使う派?ふたりで共通の口座をつくりたい?お互いの収入をオープンにしたい?自分たちのやりやすい方法で、家計簿をつけたい?生活費の分担は相談して決めたい?などの質問にLINE登録をするだけで回答ができるので、パートナーとお金について話し合うきっかけにしてみてください。回答結果をもとに、お互いが納得できる対処方法を模索することで、金銭感覚の違いをスムーズに解決できるはずです。お金に関する話し合いは、ときに辛いと感じるタイミングもあるかもしれませんが、その先にあるのはより安心してパートナーを信頼できる未来ではないでしょうか。本記事で紹介した方法を参考にお互いの価値観を理解し合い、ふたりの理想的な生活が送れることを願っています。今すぐアプリをチェック👇ふたり会議 | LINEでできるカップルの質問アプリ〜楽しく価値観を共有〜■分析データについて・ふたり会議の2023年・2024年の価値観データを抽出。・分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理しています。