一緒に過ごす時間が長くなればなるほど、楽しい時間も増えていく一方、喧嘩をしてしまうこともありますよね。同じ家に住みながらの喧嘩はどう乗り越えたらいいのか、そもそも喧嘩にならないためにはどうしたらいいか、という点で悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、同棲中に喧嘩をした場合どのように乗り越えればいいか、仲直りの方法や普段から心がけることもあわせてご紹介します。同棲中に喧嘩は増える?同棲をすると、喧嘩は増えるのでしょうか。カップルのエピソードを聞いてみました。喧嘩が増えた人のエピソード「部屋の清潔感の違いや共有スペースの使い方についてなど、自分と違うことが多いので最初はぶつかることも多かった」(31歳・交際3年)「ひとりの時間をなかなか取れず、仕事で忙しい時はくピリピリしやすかった」(34歳・交際半年)喧嘩の頻度は変わらなかった人のエピソード「好きな人と一緒に暮らせてむしろ幸せが増えました!違うところもありますが、円満に話し合えるので喧嘩が増えたという感じはしないです」(29歳・交際2年)「もともと幼なじみでよく知っているので、同棲した時もそんなにギャップはなかったです。タオルを洗う頻度など1つ1つすりあわせいきました」(26歳・交際2年)恋人として楽しい関係だったというところから、共同生活をしていくという部分で、これまでと違う一面が見えたり、お互いの違いを認識しやすくなる時期といえそうです。同棲カップルの喧嘩の理由まずはじめに、同棲中のカップルはどんなことが理由で喧嘩になることが多いのか、よくある理由についていくつかご紹介します。喧嘩の理由①パートナーへ期待しすぎてしまう同棲中の喧嘩の大きな理由の一つに「パートナーへ期待しすぎてしまう」というのがあります。一緒に過ごす時間が長くなればなるほどお互いへの理解が深まるが故に、ついつい「言わなくてもわかってくれるだろう」「気づいたらやってくれるだろう」と思ってしまうのです。ですが、それが叶わなかった時「どうしてわかってくれないの!」「どうしてやっておいてくれなかったの!」という気持ちになり、それが相手への不満へと繋がっていき、喧嘩へと発展してしまいます。喧嘩の理由②異性の交友関係のあり方の違い異性の交友関係への考え方は、人それぞれです。例えば、何の気もなしに仕事上の付き合いで異性の同僚とご飯を食べに行った事実があったとします。これを受けて、何も思わない人もいれば、非常に不快な出来事に感じる人もいるはずです。その考え方の違いから、喧嘩に発展するというケースも非常に多く見受けられます。喧嘩の理由③金銭感覚の不一致何にお金をいくら使うのか、という感覚も個人によって異なるので、考え方の違いから喧嘩になりやすい事柄です。具体的には、日用品の買い物、旅行の計画を立てる時、貯金をする時などに、ふたりの金銭感覚の違いが浮かび上がってくるでしょう。 喧嘩の理由④食事スタイルや好みが合わない食事を毎日3食食べるか、朝ご飯はパン派かごはん派か、食事を食べたい時間はいつか、必ずふたり揃って食べるかどうか、和洋中の好みなど挙げればキリがないですが、これまで自分の中では当たり前と思っていた食事のスタイルも人それぞれです。無意識にあったこだわりがふたりの中で噛み合わないと、すれ違いの原因になり得ます。喧嘩の理由⑤家事がうまく分担できていない同棲をはじめるにあたって、家事分担を決めるというカップルも多いはずです。ですが、しっかりと役割分担を決めたが故に、相手ができていないところが気になったり、逆にできてないところを相手に指摘されてイライラしてしまい、つい喧嘩になってしまうという声も多く聞かれます。 喧嘩の理由⑥生活習慣やこだわりの違い食事はもちろん、朝起きてからの準備の順番、お風呂のタイミング、寝る前のルーティーン、週末の過ごし方など、これまで自分が生活する中で当たり前だと思ってきた生活習慣は数多くあるはずです。ただ、同棲後もこれまで通りの自分のペースで過ごしてしまい、相手に受け入れられなく、喧嘩になってしまうということはよくあることです。喧嘩の理由⑦一人の時間が十分ではない同棲前は、自分のペースで好きなタイミングで一人時間を作ることができたと思います。ですが同棲後は、仮に「今日は一人で過ごしたいな」と思っても、やらなければいけない家事があったり、2人で出かける予定があったり、となかなか自分が思うように一人の時間を作ることができずストレスが溜まり、爆発してしまうなんてこともしばしばあるでしょう。同棲中に喧嘩した時の仲直りの方法同棲中に喧嘩をすると、家の雰囲気が暗くなりますし、何よりもせっかくの同棲生活を楽しむことができませんよね。では、同棲中に喧嘩をした場合、どのように仲直りをするのが良いでしょうか?ここでは、仲直りの方法を実際に先輩夫婦に聞いた声とあわせてご紹介します。まずはお互いが冷静になる喧嘩をしているとどうしても感情的にヒートアップしてしまいがちですが、まずは冷静になることが大事です。一緒にいるとどうしてもイライラしてしまうという場合は、外に出て一人になってみるなどしてみましょう。そうしなければ、落ち着いて自分の考えを正しく伝えることも、相手の意見に耳を傾けることも難しくなってしまいます。冷静になることは、この後の建設的なコミュニケーションに向けての第一歩になります。喧嘩をしてしまうとどうしてもカッとなって余計なことまで言ってしまい、その後自己嫌悪に陥ります…。ですので、喧嘩して感情的になりそうな時には一呼吸置くために一人で外に出てカフェでコーヒーを飲んだりして落ち着くようにしています。(交際2年目・25歳)お互いそれぞれの悪いところは素直に謝る喧嘩の発端は相手の行動や発言にあるかもしれませんが、自分にももし非があるところがあるのであればそこは素直に「ごめんね」と謝りましょう。その際に自分のどの点が悪かったと思っているのかを付け加えるとより相手に正しく伝えることができるのでおすすめです。謝ることは意外と勇気がいることですが、ここは一歩踏み出してみましょう。「ごめんなさい」って自分から言うのはなかなか勇気がいるのですが、この言葉が早ければ早いほどスピーディーに解決に持っていけるので、冷静になったらなるべく早い段階で自分から言うようにしています。先に向こうから謝られることもあるのですが、相手の「ごめんね」を聞くと不思議と冷静になれる効果もあると思います。(交際5年目・30歳)相手の気持ちをちゃんと聞く自分にも言い分があるように、相手にも喧嘩になった理由があるはずです。喧嘩中は、つい感情的になってしまいがちですが、冷静に相手の言い分を聞くことも解決への大きな一歩になります。特に相手が悪い場合、ついつい自分の気持ちばかりばーっと言ってしまいさらに炎上してしまうこともあるのですが…喧嘩した時には冷静になって相手の気持ちをちゃんと聞くことを意識しています。喋ってもらうことで、だんだん相手の気持ちも落ち着いてきて冷静に会話がしやすくなるのでおすすめです。(交際1年目・30歳)自分の気持ちは隠さず伝える相手の話を聞くのと同時に大事なのが、自分の気持ちを相手に伝えることです。自分がどう思っているのか、今後はどうして欲しいのか、などを冷静に伝えておくことで、相手に正しく自分の意見や気持ちを理解してもらうことができます。もし相手が勘違いしている部分があったとしても、その会話を通じて正しい情報に置き換えることができますよね。私は自分の意見を相手に言うのが苦手なので、喧嘩になってもついつい相手の言い分ばかり聞いちゃうのですが、それだと自分の意図とは違う解釈で誤解されてしまったことがありました。なのでそれからは、「自分はこう思ったよ」というのを必ず伝えるように心がけています。(交際3年目・28歳)喧嘩の原因を解決する話し合ってそのまま終わりではなく、最後に根本的な喧嘩の原因となった事柄を解決するようにしましょう。そのままにしておくと、また同じことで喧嘩してしまうということにもなりかねません。同じようなことが起きないために、どうしたらいいのかをポイントに最後におふたりで話し合ってみてくださいね。家事分担みたいな些細なことであればあるほど、また同じことで喧嘩してしまいがちなので、喧嘩したら必ず次同じことで揉めないようにふたりで解決ルールを話し合うようにしています。例えば掃除できてなかったことで喧嘩になった時は、次同じことで喧嘩しないように掃除は土日にまとめてふたりでやろう、というような分担に切り替えました。(交際4年目・32歳)この記事もチェック👇夫婦・カップルが仲直りする方法は?喧嘩で感情的にならないコツや未然に防ぐ方法を徹底解説 同棲中も円満でいるために普段から心がけることここまで、喧嘩の主な理由、そして仲直りの方法をご紹介してきました。ただ、同棲中の喧嘩はなるべく避けたいものであると思います。そこで、普段からできる喧嘩にならないために心がけることをおさえておきましょう。家事分担などのルールは決めすぎない同棲するにあたって家事分担を決める方も多いかと思いますが、これは喧嘩の要因の一つにもなり得ます。ですので、分担をきっちり決めるというのではなく、料理、洗濯、ゴミ出し、掃除などお互いの得意な家事・苦手な家事についてまずはふたりで話してみるのがおすすめです。そして、おふたりで補完し合う形で家事に一緒に取り組んでいくのがよいでしょう。また、おふたりの力だけで家事をすることが難しい場合は、外注する余地はあるかという点もあわせて話し合って行くのがおすすめですよ。この記事もチェック👇同棲の家事分担の秘訣は?共働きでも納得いく家事分担のアイデア集 お金の管理は常に話し合っておくいざ同棲生活をスタートさせたらお金に対する考え方に不一致があり、これも喧嘩につながる大きな火種の一つです。ただ、お互いこれまで生きてきた環境が違いますので、初めは、不一致があって当然です。ですのでここで大事なのは、まず基本的なお互いの収入を把握、そして毎月の支出について確認をし、その後に誰が何をどのくらい支払うのかについて考えていくことです。毎月家計簿をつけることで収入や支出を明らかにし、その都度生活費の見直しや分担の検討をしていくとよりお互い納得感を持って生活することができるので、おすすめですよ。お金の使い方や管理については、生活をしていく中でその都度認識を合わせていくのが良いでしょう。この記事もチェック👇同棲のお金の管理どうしてる?揉めないコツと上手な管理方法 相手の立場に立って考え、共同生活していることを意識する同棲は、自分一人で生活しているわけではなく、常に相手との共同生活になります。これまで無意識に行っていたマイルールも、相手に時に不快感を与えてしまう恐れもあるのです。ですので「相手にとって気持ちのいいものか」という視点を忘れずに行動していくと、自分にとっても相手にとっても心地よい生活を送ることができるでしょう。ただ我慢ばかりだと、ストレスを溜めてしまうことにも繋がりますので、何か生活する上で希望がある場合には、その都度相手に伝えるようにしてくださいね。この記事もチェック👇同棲前に決めたい5つのルール!揉めないために話し合うべきこと小さな違和感でも話し合うふたりで生活をしていく中で、小さなことでも疑問に思うことは、積極的に話し合いの場を設けていくようにしましょう。慣れてしまうと「まあこれくらいいか」と思ってしまいがちですが、それが後々に大きな喧嘩の元になるということもあり得ます。また、話し合いを重ねていけばおふたりのパートナーシップ向上にもつながるでしょう。同棲中でも感謝の気持ちを常に忘れずに、相手に伝える同棲中で長い時間一緒にいると「やってもらうことが当たり前」という気持ちになってしまうこともあるかもしれません。ですが、やってもらうことは決して当たり前ではなく、ふたりの生活のためにそれぞれ誠意で行ってくれていることです。ふたりで生活をする中では、そのことに感謝の気持ちを持つこと、そして「ありがとう」としっかり相手に伝えることを意識してみてください。結婚についての意見をすり合わせておく同棲をするにあたっては、結婚を視野に一緒に生活をし始めたという方も多いはずです。しかし、おふたりのそこに対する意識の違いから喧嘩に発展するということも少なくはありません。その点に関しては、定期的に話し合いの場を設けて意識してすり合わせていくのがおすすめです。そうすることで、結婚後のふたりの生活に対しても解像度をあげていくことができるでしょう。この記事もチェック👇結婚前に話し合うべき8つのテーマ。話し合うタイミングやコツも紹介!同棲中の喧嘩は、相手を知るチャンス同棲をするにあたって、喧嘩が増えることは自然なことです。これまで違うバックグラウンドで育ってきた人と共同生活を行うのは簡単ではありません。喧嘩することは、もちろん怒りをぶつけて精神的にも疲弊するなどネガティブな部分もありますが、喧嘩を経て知らなかったお互いの一面を見ることもできるという側面もあります。ただできれば同棲生活を楽しむ上で、普段からふたりの気持ちや価値観を共有することが大切です。そんな時におすすめなのが、カップルで価値観を共有できるLINEアプリ「ふたり会議」です。ひとりの時間は大事にしたい?料理で、お惣菜や冷凍食品に頼るのには前向き?家事で、家事代行や便利家電を使うのには前向き?生活費の分担は相談して決めたい?パートナーの働き方で心配なことはある?など、生活する上で大切なお互いの考えをすり合わせることができます。LINEの友達追加をするだけで始められるので、ぜひ登録してみてくださいね。ぜひおふたりでの話し合いの時間を大切に、充実した同棲生活にしてくださいね。今すぐアプリをチェック👇ふたり会議 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