同棲生活は、お互いの距離が近くなる一方で「一人の時間」が欲しくなる瞬間が出てくることも。パートナーと過ごす時間を大切にするのはもちろんですが、自分自身のリフレッシュや充電のための時間も必要ですよね。しかし、「一人の時間がほしい」と感じたときに、どうやってパートナーに伝えるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、同棲中に一人の時間が必要な理由や、その時間を上手に確保する方法、さらにはパートナーへの伝え方のコツについて詳しく解説していきます。パートナーとの関係を円満に保ちながら、ふたりで生活を作る心地よい距離感を見つけていきましょう。(ふたり会議について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください)同棲中に一人の時間が必要な人は男女問わず多いふたり会議のデータによると、約80%の人が「同棲中に一人の時間は大事にしたい」と回答しており、男女問わず一人の時間を求めていることが分かりました。同棲生活においては、一緒に過ごす時間と同様に一人の時間を確保することが関係を健全に保つカギと言えるでしょう。それぞれにとって必要な一人の時間の長さや頻度の違いを話し合い、お互いに納得できるとベストですね。この記事もチェック👇カップルのスキンシップ調査!満足できる方法や苦手な時の伝え方も紹介【2000人に聞いた本音】同棲生活で一人になりたいときの理由と心理同棲中に一人の時間が欲しくなるのは自然な感情で、その理由は様々です。続いて、主な理由とその心理を詳しく解説していきます。趣味の時間を楽しみたいパートナーと同棲をしていても、自分だけの趣味やリラックスするための時間は大切です。特に、読書や映画鑑賞、ゲームなど、一人でじっくり楽しみたい趣味の場合は集中する時間が欲しくなることがあります。自分だけの趣味に一人で没頭する時間が、リフレッシュの手段となるでしょう。友達や家族と会う時間が欲しいパートナーと過ごす時間と同じように、友達や家族との時間を大切にしたい人もいるでしょう。同棲生活が長くなると、パートナー以外の人との交流する機会が減ることも。一人の時間を使って大切な友人や家族と過ごすことも、心のリフレッシュに繋がります。仕事や日常生活で疲れが溜まっている満員電車に乗って通勤したり多くの人々と関わる仕事が続いたりすると、日常のストレスから解放されるために一人でゆっくりとリラックスする時間が欲しくなることもあります。「パートナーと関わりたくない」「嫌いになった」といったネガティブな感情ではなく、誰にも気を使わず、心身を回復させるための静かな時間によって心身ともにリラックスすることができるのです。パートナーに気を遣わずに過ごしたいパートナーと過ごす時間は楽しい要素が大半を占めていても、一緒に暮らしている以上、相手に気を遣ったり自分がやりたいことを我慢したりする場面もあるでしょう。そのため、たまには誰にも気を遣わずに、自由に一人で好きなように過ごしたいと思うのは自然なことです。やりたいことや食べたいものなどを自由に選べる時間は、ストレスを解消する効果が期待できます。この記事もチェック👇喧嘩にならない!話し合い上手なカップルが大事にしてる4つのこと一人の時間がリフレッシュになる大勢でワイワイ過ごす時間がリフレッシュになる人がいる一方で、一人で落ち着いて過ごす時間が心の癒しになる人もいます。一人の時間が必要な人にとって、自分の時間は精神的なリフレッシュタイムとなり、エネルギーを取り戻すための貴重な機会です。長時間誰かと一緒にいると、気づかないうちに蓄積されるストレスもあります。一人の時間を持つことで、ざわざわとした心をリセットし、パートナーとの時間をより楽しむことができるようになります。「一人の時間がほしい」=「別れたい」ではない!一人の時間を求める感情は、パートナーへの嫌悪感や「別れたい」という気持ちを表しているのではありません。多くの場合、一人の時間を確保することで、むしろ気持ちがリフレッシュされ、ふたりの絆がより深まるきっかけになるはずです。一緒に暮らしているパートナーに、「一人になりたい」と突然伝えられると戸惑ってしまうかもしれません。不安なときは、お互いの素直な気持ちをシェアしながら、ふたりが納得できる方法を見つけることが大切です。この記事もチェック👇ふたりで幸せになりたいから、ひとりの時間を大切にする【コラム】同棲中に取り入れやすい一人の時間の作り方5つ同棲中であっても、工夫次第で一人の時間を作ることは可能です。「一人の時間がない!」とモヤモヤが溜まっているなら、実践しやすい次の方法をぜひ試してみてはいかがでしょうか?1.ふたりで一人の時間のルールを決めるもし、相手が一人の時間を求めていない場合や、あなたの一人の時間に対して受け入れがたい様子を示しているときは、「個々に過ごすことへの寂しさがある」や「同棲生活へのストレスを感じているのではないか?」といった、不安を抱えているのかもしれません。そうしたパートナーの思いを受け止めつつ、一人の時間にしたいことを伝えるとともに、あらかじめお互いの一人の時間についてルールを決めておくとトラブルが少なくなるでしょう。たとえば、「出かけるときは事前に予定を共有する」「イヤホンをしているときは話しかけないようにする」「週に一度はそれぞれ自由に過ごす時間を設ける」など、お互いに納得できるルール作りをふたりで行うことが大切です。この記事もチェック👇【実例アリ】同棲前に決めたい8つのルール!揉めないために話し合いたいこと2.お風呂でのんびりする部屋のタイプによっては自分だけの部屋はなく、家の中にいてもなかなか空間を分けることが難しいこともありますね。そんなとき、お風呂は一人の時間を楽しむのに最適な場所です。「リラックス効果のある入浴剤を入れた湯船に浸かる」「防水アイテムを使用して、動画や映画の視聴を楽しむ」「袋に本を入れて持ち込む」など、お風呂の時間を活用して自分だけの時間をのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。3.隙間時間や家事をしながらできることを楽しむ一人の時間をまとめてとらなくても、家事をしながら好きな音楽を聴いたり、料理をしながら動画を観たり、移動時間や空いた隙間時間に読書をしたりなど、日頃の行動にプラスして効率よく一人の時間を確保できます。運動が好きな方は、一駅分歩いて体を動かす時間を取り入れることもできそうです。日々の中に小さな楽しみを見つけることで、リフレッシュにもつながるでしょう。4.仕事帰りに短時間寄り道をする仕事帰りにカフェ、ジム、サウナ、ショッピングに立ち寄るなど、自宅に向かうまでの間に少しの時間でも一人で過ごす時間を作ることができます。日頃、特に家と職場の往復になっている人であれば、週に数回寄り道をすることで短時間でも気分転換につながるはずです。パートナーに気を遣わずに、少しでも外で自分が好きに過ごせる時間を、日常生活に取り入れてみましょう。5.有給休暇を利用する休みの日はパートナーと過ごすことを優先することが多いならと思いますが、有給休暇を利用して、一日ゆっくりと自分の時間を楽しむのもおすすめです。自分だけの自由な時間を確保することで、心身ともにリフレッシュできることでしょう。もちろん、事前に予定を伝えることや、必要な家事のフォローといったパートナーへの気遣いもお忘れなく!彼氏や彼女に「一人の時間がほしい」と言われて不安なときの対処法パートナーから「一人の時間がほしい」と言われた場合、「愛情が冷めたのかな」「私のことが大事じゃないのかな」と不安になる人もいるのではないでしょうか。次のポイントを押さえることで、よりスムーズにお互いの気持ちを伝え合うことができます。問い詰めずに受け入れる姿勢を示すパートナーに「一人の時間がほしい」と言われたときに、慌てて問い詰めたり、相手を疑ったりするのは避けましょう。相手の要望を尊重し冷静に受け入れることで、信頼関係を深めることができます。【エピソード】同棲をスタートした矢先、彼から「一人でゲームする時間がほしい」と言われて驚きました。2人で住み始めたばっかりなのにどうしてそんなこと言うんだろう?と思い、「別れたいってこと?」と咄嗟に聞いてしまったのですが、そうではなく、「週末にたまに夜更かしして好きなゲームに没頭したい」とのことでした。一人暮らしで日課になっていたようです。慌てて問い詰めてしまったのですが、生活を共にする相手のリクエストもしっかり聞こうかなくてはと思いました。(28歳・女性)一人の時間がどのくらい欲しいか聞く相手がどのくらい一人の時間を必要としているかを具体的に聞いてみましょう。たとえば、1日○時間、週に○回など、具体的な頻度がわかれば、自分自身もその時間に適応しやすくなります。また、一人の時間にどんなことをしたいのか尋ねることで、安心感を得られるほか、パートナーと趣味を共有するきっかけが生まれるかもしれません。【エピソード】彼女は付き合う前から読書が趣味です。通勤時間以外にも、隙間時間に読書をしていることは知っていましたが、同棲生活をスタートしても同じペースで一人の時間を満喫しているので、ちょっと寂しく感じていました。1日のどの時間に集中して読書をしたいかを聞いてみると、寝る前のに30分は確保したいと分かったので、僕も寝る前に筋トレをしたり、好きなテレビを観たりと、それぞれの時間にあてられるようになりました。(32歳・男性)>>>LINEで質問に答えるだけでお互いの価値観をシェアできる「ふたり会議」の詳細を見る不安なら素直な気持ちを伝えるもしパートナーが一人の時間を欲しがっていることに対して不安を感じる場合は、無理に我慢したり相手を責めたりすることなく、「不安な気持ちがあるから、よかったら一人になりたい理由を聞かせてほしいな」など、素直な気持ちを伝えてみましょう。「少し寂しいけれど、理解したい」と本音も一緒に伝えることで、より良いコミュニケーションが取れるはずです。【エピソード】友人付き合いが多く多趣味な彼ですが、同棲生活が始まってからは私との時間が優先されるだろうと思っていました。ですが、友人との外出や趣味に没頭する頻度は変わらず…。「私との時間は必要ないのかな?」と一人にされるたびにモヤモヤした気持ちになり、感情的に聞いてしまいそうな衝動をぐっとこらえて気持ちを伝えたところ、私が寂しい思いをしていることに驚き謝ってくれました。そこからは、彼の時間もふたりの時間もバランスよく取れるようになり、穏やかに過ごせています。(25歳・女性)自分も一人だからこそできることを探してみるパートナーが一人の時間を過ごす間、自分自身もその時間を有効活用してみましょう。趣味や友人との交流など、自分が楽しめることに取り組むことで、今までトライしてこなかったことや、新たな好きなことに出会えるチャンスになり得るかもしれません。それぞれに充実した時間を過ごすことで、お互いにリフレッシュした状態で再び一緒に過ごすことができるでしょう。【エピソード】同棲がスタートしてから、彼が週に2〜3日ジムやサウナに通うようになりました。初めは一人の時間が退屈に感じていましたが、家でゆっくりヨガをしたり、凝った手料理を作ってみたり、推しのDVDを観たりなど、彼がいない一人の時間を思いっきり満喫しています。個々の時間を持ててお互いにいいリフレッシュの機会になっていますね。(32歳・女性)同棲中に「一人になりたい」と言いづらいときの対処法一人の時間が欲しいと感じていても、「わがままだと思われないかな」「相手を傷つけないかな」となかなかパートナーに率直な思いを伝えにくいこともありますよね。次に紹介する対処法を参考に、自分の気持ちを上手に伝えるヒントを見つけてみてください。一人の時間がどれくらい必要か考えるまずは、自分がどのくらいの一人の時間を必要としているのかを具体的に考えてみましょう。1日のどの時間帯なのか、1時間程度なのか、週に1度なのかなどを明確にすることで、相手に伝える際にスムーズになります。一人の時間の頻度ややりたいことを具体的に伝える相手が気になるのは、多くの場合「一人の時間がどのくらい必要で、その間に何をしたいのか」といった具体的な内容です。あなたが一人の時間にやりたいことをきちんと説明することで、相手も納得しやすくなります。たとえば、「土曜日の午後は趣味に集中したい」「平日の夜は1時間ランニングをしたい」など、具体的な頻度や状況を共有することで、相手も安心感を得やすくなるでしょう。>>>LINEで質問に答えるだけでお互いの価値観をシェアできる「ふたり会議」の詳細を見る相手にも自分の時間が必要か聞いてみるもしかしたら、一人の時間を求めているのはパートナーも一緒かもしれません。一方的に「一人の時間が欲しい」と伝えるのではなく、相手にも「あなたには一人の時間が必要?」と聞いてみることで、より自然に会話が進みます。お互いの時間を尊重し合う姿勢を心がけましょう。リラックスしているときに話すストレスのある状況で話してしまうと、どうしても感情的なやりとりになってしまうもの。お互いにリラックスしているタイミングで「一人の時間がほしい」と伝えると、相手も受け入れやすくなります。ふたりの好きなおつまみやスイーツを楽しみながらなど、穏やかな雰囲気の中で、話を切り出してみてはいかがでしょうか?ふたりでしたいこともシェアする一人の時間を大切にしつつも、ふたりでやりたいことや楽しみも共有することで、バランスの取れた関係を保つことができます。自分の時間だけでなく、パートナーとふたりで過ごす時間も大切にしていることが相手に伝わると、お互いの自由な時間を尊重しやすくなるはずです。一人の時間を話し合いたい同棲カップルには対話アプリがおすすめ!「一人の時間について話し合いたいけれど、きっかけがつかめない」「相手に一人の時間がほしいと言われているけど、気持ちを言いにくい」と感じているなら、ふたり会議を活用するのもおすすめです。カップル・夫婦向けコミュニケーションアプリ「ふたり会議」では、チェックリストに回答しながらひとりの時間は大事にしたい?家事はお互いの得意分野で分担したい?機嫌が悪いときは放っておいてほしい?生活費の分担は相談して決めたい?などの、質問を通して、お互いの価値観や習慣をシェアできます。一人の時間だけでなく、日々の同棲生活や今後の計画についても話し合う時間を持つと、自然にコミュニケーションが深まることでしょう。今すぐアプリをチェック👇ふたり会議 | LINEでできるカップルの質問アプリ〜楽しく価値観を共有〜まとめ同棲中も一人の時間を大切にすることで、心身ともにリフレッシュし、パートナーとの関係をより円満に保つことができます。まずは自分がどれだけの一人の時間を必要としているかを理解し、パートナーに丁寧に伝えることが良好な関係を続けるためのカギです。また、相手の一人の時間を尊重し、お互いにバランスの取れた生活を送ることで、同棲生活がさらに豊かになることでしょう。お互いが納得する一人の時間のルールについて、コミュニケーションアプリ「ふたり会議」を使って話し合いながら確認するのもおすすめです。◼︎分析データについてふたり会議の2023年・2024年の価値観データを抽出。分析に使用したデータは、匿名性を保つために統計的に処理しています。この記事もチェック👇同棲の家事分担の秘訣は?共働きでも納得いく家事分担のアイデア集同棲に役立つアプリ10選!お金や家事の悩みを解決するおすすめツール