結婚して共同生活をすると、これまでとお金の流れが変わってきます。「共働きだとどんな管理方法がいいの?」と悩むカップルも多いですよね。そこで、これから家計管理をする共働き夫婦向けに、家計管理の4つのパターンから、喧嘩にならない家計管理のポイントまでご紹介します。共働き夫婦の家計管理4パターンを紹介!自分たちに合った方法は?1. 項目担当スタイル:項目別に支払いを分担する方法まずは、項目別に支払いを分担する方法です。例えば、家賃や光熱費は夫、食費は妻、通信費はそれぞれ、といった具合に、出費の項目ごとに担当を分けるといったやり方になります。お互いに負担する金額をフェアにするため、項目の組み合わせをよく考える必要がありますが、興味のある方が詳しくなることで節約のアイデアが浮かびやすく、お得な情報を得ることができます。ただし、家計の全体像を把握できないため、お金が貯まりにくいというデメリットもあります。もともと一方が住んでいたところに住むなど、生活が大きく変わらないカップルにおすすめです。2.定額入金スタイル:毎月定額を共有口座に入れて管理例えばお互いに月収の6割を家計に入れよう、などとルールを決め、その中で生活費をやりくりする方法です。特に、ふたりとも同等の収入を得ているカップルで、公平感を重視したいカップルにおすすめです。メリットは、公平性が高く導入しやすいことです。月々の金額ではなく割合で分担するため、生活の変化があって収入が減った場合も、すぐに見直しができます。また、公平性を保つことができるため、夫婦の間で揉めることが少なくなります。注意点は、口座の管理に工夫が必要という点です。日本の銀行は個人名でしか口座を作れないため、夫の口座に生活費や貯蓄をすべてまとめてしまうと、夫が亡くなった場合に口座が凍結され、引き出すために大変な手続きが必要になる可能性があります。そのため、夫名義の生活費口座と妻名義の生活費口座を2つ持ち、それらを家計簿アプリの中で連携させることがおすすめです。この記事もチェック👇「金銭感覚が合わない…」夫婦やカップルでお金の価値観が違うときの対処方法まとめ3.一括管理スタイル:ふたりのお金を1つにまとめる最初にすべての収入を合算し(実際の運用としては、夫か妻どちらかの口座に全額を入れ)、その中からそれぞれのお小遣いを取り、残りをすべて生活費や貯蓄にする方法です。一括管理スタイルのメリットは、入ってくるお金も出ていくお金もすべてふたりで共有するため、お金が貯まりやすいことです。お小遣いの上限が決まっているため、節約の意識が高まります。一方、デメリットは、自由になるお金が少なくなりがちなことです。独身時代のように自由にお金を使えないため、支出がすべて明るみに出ることに負担を感じる人もいるかもしれません。また、前述の「お互いに、毎月定額を共同口座に入れて管理する方法」と同様、口座が凍結されるリスクがありますが、家計簿アプリを活用することで解決できる点があります。この方法は、ふたりでお金を共有することで、お金の使い方が透明化され、節約や貯蓄につながるため、家計を健全化することができます。しっかりお金を管理して見える化したいカップルにおすすめです。4.お小遣いスタイル:得意な方がお金の管理をし、片方にお小遣いを渡す4つ目は、得意な方がお金の管理をする「お小遣いスタイル」です。ふたりの収入を合算し、家計管理の得意な方がすべてを管理し、もう一方にお小遣いを渡す方法になります。この方法は、片働きが多かった時代からあるオーソドックスな方法で、家計管理の得意な人、時間的にゆとりのある人が管理を担当することで、お金に関わる時間を夫婦で最適化しやすい点がメリットです。一方がお金にルーズであっても、もう一方がしっかり管理できれば貯まりやすくなるため、貯金や投資などの長期的な視野を持てるという点もメリットです。しかし、一人だけお小遣いを渡される形になるので公平感を保ちにくいというデメリットがあります。家計管理を担当しない側の納得感が得られるかどうかに課題が残ります。そのため、家計管理を担当する側が、しっかりと情報を開示することで公平性を保つことが重要です。一方が家計管理が得意な場合におすすめの方法です。この記事もチェック👇カップルの貯金はどうしてる?結婚費用や共同貯金のコツを紹介共働き夫婦で喧嘩にならない家計管理のポイントお金の情報共有や話し合いを定期的に行う毎月月末には収支の確認や半年に一度は貯蓄計画の見直しをしましょう。夫婦のどちらかが管理を担う場合でも、お互いに貯蓄額や生活費を把握しておくことが重要です。情報を共有し、透明性を高めることでお互いに当事者意識が生まれ、トラブルの回避にもつながります。お互いのお金の使い方に干渉しすぎないお金に関する価値観は人それぞれ違います。完全に一致させることはできませんが、相手の価値観を許容し、干渉しすぎないようにすることも大切です。個人的な趣味やアイテムに対して、「それは必要なもの?」と聞いてしまいがちですが、相手の自由な判断を尊重することが大切です。家計に影響が出なければ許容することも重要です。>>>お金や結婚生活についてカップルで話し合える「ふたり会議」の詳細を見る共働き夫婦のお金の話し合いにはアプリ「ふたり会議」もおすすめ!「毎日忙しいのでなかなか話し合えない」「お金の話題は話しにくい」と悩んでいるなら、カップル・夫婦向けの質問アプリ「ふたり会議」を活用するのもおすすめです!「ふたり会議」では、お金は計画的に使う派?共通口座は作りたい?これからキャリアアップして積極的に収入を増やしていきたい?家電の購入や家事代行、ベビーシッターなど、家事・育児の効率化にお金をかけたい?多少のリスクをとっても積極的に資金運用をしたほうがいいと思う?などの質問項目に答えるだけでお互いの価値観を手軽にシェアでき、お金やライフプラン、生活習慣などに関する話し合いをスムーズに進められます。今すぐアプリをチェック👇ふたり会議 | LINEでできるカップルの質問アプリ〜楽しく価値観を共有〜まとめここまで共働き夫婦の家計管理方法4パターンをメリット・デメリットともに見てきました。いずれにせよ、自分たちのライフスタイルに合う方法をパートナーと話し合い、お互いに納得いく方法を決めていくのが重要です。とはいえ、パートナーにお金の話を切り出すのが難しい……という方もいらっしゃるかもしれません。そんな人におすすめなのが、「ふたり会議」というアプリです。「収入はオープンにしたい?」「共通口座を作りたい?」など、結婚生活に必要なお金の話し合いができるようになっています。お金の管理方法はたくさんありますが、大切なのは自分たちに合った方法を選ぶこと。メリット・デメリットをよく理解して、二人で話し合い、続けやすい方法を見つけましょう。【関連サイト】▼コのほけん!様コのほけん!ではライフイベントに合わせた保険を検索することができます。ぜひ保険選びの参考にしてみてください。参考:コのほけん! - 保険の診断・比較・見積もり / オンライン相談可無料保険相談のおすすめ人気ランキングはこちら▼お金の疑問や悩みを解決する、オールインワンサービス@next(アットネクスト)様@nextは、資産運用や家計の見直し、借入の比較など、お金に関するさまざまな悩みを解決するための総合的なサービスを提供しています。専門のコンシェルジュが無料で個別相談に応じ、お客様に最適なアドバイスを行います。さらに、LINEを利用した簡単な貯蓄力診断や、資産形成の基礎知識を学べるマガジンも用意されており、初心者でも安心して利用できるのが特徴です。お金の悩みを一挙に解決するパートナーとして、多くのユーザーに支持されています。@next(アットネクスト)家計の見直しはどこからすべき?固定費の見直し方や世帯別のポイントを紹介